2009年04月10日

話題の県公館


和歌浦にある県の公館は、5年前に県が11億3500万円で買取。
迎賓館として整備した。年間の維持費は一千万弱かかるため、
知事は民間に売却する予定であると言う。その販売金額は
何と1億円との事。11億で買い取り、5年間で5千万の経費を
かけ、1億円で売却すると言う、なんとも能の無い話では無いか?
江戸時代は和歌祭りの狂言などが行われた場所であり、
その後は紀州藩主側近の別荘として利用され、大正時代は
貴族院議員・岡崎邦輔(おかざき・くにすけ)の別邸であった
そして戦後は有田交通創業者の所有となっていた。岡崎邦輔と
陸奥宗光(むつ・むねみつ)とは従兄弟(いとこ)であり共に
「紀州」を陽の当たる場所へと導いた。岡崎の銅像は三木町の
橋の隅っこに、陸奥の銅像は岡公園の隅っこに、ひっそりと
置かれているが、県公館の一部を利用して町おこしの一端を
担えないのだろうか。和歌山市内に有吉佐和子や南方熊楠や
その他の偉人の顕彰館などは必要ないのだろうか?

文化度ランキングは間違いなく低い


話題の県公館


話題の県公館




Posted by ◎あがらの和歌山 at 10:25│Comments(7)
この記事へのコメント
11億3500万ですかァ

県会議員、県の役職者は責任を持って辞職して貰いたいですね!

よくある数か月の給与減額では済まされないよ!!

隣接してる元有交の土地、建物の方が先に再利用されそうですね。
Posted by MIU PAPA at 2009年04月10日 12:02
MIU PAPAさん
ほんまですねぇ。役人さんは過去の事例を気にするようで、もう一歩踏み出してほしいですよね
Posted by あがらの和歌山 at 2009年04月11日 08:42
1億円は、安すぎますね。いろんな活用法
あると思うけど。

廃線の憂き目にあっていた、貴志川線の
今の盛り上がり方、参考になりますよね。
Posted by 植松淳平 at 2009年04月11日 18:47
先生、
ほんまですよねぇ
Posted by あがらの和歌山 at 2009年04月11日 18:53
いつも通るところの銅像の人物が、岡崎邦輔だとわかりました。

勉強になります!
Posted by karadakarada at 2009年04月12日 11:51
karadaさん
お役に立てて光栄です
Posted by あがらの和歌山 at 2009年04月12日 11:56
公館跡地利用を考える会のコモンセンスといいます。1昨日より岩橋邸の東側の塀が破られました。そこに古民家が出現、これが正に岡崎邦輔の別邸です。歴史的に重要な建物です。地主は当初1億で売却するつもりようですが保存の方向で準備しています。6月7日10時より公館を使い「わざおぎ」イベントをしますので話題の県公館と邦輔別邸「雲山萬化荘」を取材に来てください。
Posted by コモンセンス at 2009年06月04日 18:32
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