2010年01月23日

チンチン電車■今日は何の日


■あがらの和歌山365日より
■101年前の1909年(M42) 県下初の チンチン電車走る 
明治42年1月23日 西汀丁の県庁前(現在の市役所前)と、和歌の浦口間が開通する。明治末期から大正初期の市内電車は固定四輪の箱型で、カーブに差し掛かると賑やかなキシミ音を立てて走っていた。電車の屋根の上に長い鉄の棒が一本 その先に溝車が付いていて架線に接するようになっており 電車が終点に着くと車掌さんがその棒の先から垂れ下がった網を引っ張って前から後ろへと入れ替える。また走行中に架線から外れた場合は 車掌さんは窓から半身を乗り出して修復する姿が見られた。電車そのものは、いとも簡単で 前後の乗務員は吹きさらしで 特に雨の日はカッパ着用の勤務であった。車掌席から天井に網で連結した鉦(かね)でチンチンと発車信号を送ると運転手が足元のペタルを踏み 床下の鉦(かね)を打つと これが警鐘となり「チンチン」と鳴らしながら走るので、チンチン電車と呼ばれていた



Posted by ◎あがらの和歌山 at 20:05│Comments(0)
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