2010年01月29日

新しき村■今日は何の日


■あがらの和歌山365日より
■2008年1月29日
「新しき村」の建設などで知られる白樺派の作家、武者小路実篤が、新宮市出身で日本の近代建築の先駆者、西村伊作にあてた書簡が見つかった。大正時代に生きた2人の親交ぶり、実篤が理想郷を 目指した新しき村の設計に伊作がかかわったことが初めて浮き彫りとなる貴重な資料である。書簡は「白樺原稿用紙」と印刷された400字詰め原稿用紙3枚にわたって筆で書かれている。大正10年8月8日の消印で、封筒の裏に宮崎県の新しき村の住所と実篤の名前がある。
伊作と親交があった市内の収集家宅で発見され、同館が開催中の企画展「佐藤春夫と西村伊作展」で公開する。

新しき村は大正7年、芸術活動と自給自足の共同生活が両立する理想郷として、実篤が宮崎県児湯郡木城村に開いた。書簡には、村の住宅設計に関する伊作への実篤の感謝とみられる思いが 「家のこといろいろ御意見をお知らせ下されうれしく思ひます。御本はたのしみです。御設計も たのしみです(略)事情がゆるし次第なるべく君の御指定通りにつくりたく思ひます」などとつづられている。  紀伊民報より

新しき村■今日は何の日
新しき村HP



Posted by ◎あがらの和歌山 at 20:05│Comments(0)
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