2008年02月18日

夏目漱石

明治44年8月14日 小説家夏目漱石が和歌の浦にやってきた。其の時 漱石45歳

今からもう 97年も前の出来事になる。 8月11日に東京を出発し13日明石を経て

14日月曜日 正午に南海電車の和歌山市駅に到着し すぐ市内のチンチン電車に乗り替えて

快晴の和歌の浦に向かう。 其の頃の和歌の浦は 東洋一のエレベーターがあり

漱石自身もこの昇降機に乗り 其の時の模様を 後の小説「行人」に書いている。

15日は暴風警報発令の中 午後一時二十分から 県議会議事堂で「現代日本の開花」を

講演している。 17日堺 18日大阪と講演旅行を続けるのだが 持病の胃潰瘍を押しての事であり

そのご大阪湯川病院に入院している。

今日わたしは 打ち合わせのため 夏目漱石の歌碑が建立されている「わかうら園」を訪ねた


夏目漱石  涼しさや 蚊帳(かや)の中より 
                                           和歌の浦


夏目漱石   四国路の 方へなだれる 雲の峰


夏目漱石   番所庭園 向いは淡路 



Posted by ◎あがらの和歌山 at 20:27│Comments(0)
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