2009年09月28日

天野の里・あまののさと


富士山も、大阪御堂筋も世界遺産には登録されていないが、
その文化遺産に登録されている「丹生都比売神社」(にうつひめじんじゃ)は、我家からは、わずか25分で行ける位置にある。

天野のトンネルを抜けると、其処は「里」と呼ばれるのにふさわしく、おだやかで、神が鎮座したという事も、納得できる風景である。
丹生(にう)とは水銀の事であり、その鉱脈のある所に、丹生の地名と神社があり、丹生都比売大神は日本全国の「水銀」を支配する一族の祀る「女神」とされている。

弘法大師は、丹生都比売大神より、神領である高野山を借り受け、山上大伽藍に大神の御社を建て守護神として祀り、真言密教の総本山を開く事になる。     
神仏共存の「丹生都比売神社」(にうつひめじんじゃ)の創建は
1700年前と言われている。

天野の里・あまののさと
楼門(ろうもん)は重要文化財

天野の里・あまののさと


天野の里・あまののさと


天野の里・あまののさと
西行法師と妻娘を偲んでの西行堂



Posted by ◎あがらの和歌山 at 20:10│Comments(1)
この記事へのコメント
そこはまだ 行ったことがないわ。
吉備にも「丹生神社」がありますよ、名前の由来なんてきにしたこともなかったわ。勉強させてもらいました。
Posted by ちくたく at 2009年09月29日 09:43
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