2009年10月14日

名誉県民■今日は何の日


■あがらの和歌山365日より・今日はどんな日
1967 年・昭和42年・今から42年前の10月14日

■元・県知事小野真次に初代名誉県民の称号が授与された。
小野真次についての「エピソード」 
前・国体局長であり、小野の娘むこの、K氏の参議院選立候補の残念工作のために、当時自民党幹事長の田中角栄が来和した時の事。佐藤総理の親書を携え、県民文化会館五階の貴賓室での話しあいの場に於いて、小野真次は「田中さん、もしあなたが間違って総理になった場合、Kをよろしく頼みますよ」。
その席にいた大橋副知事や妙中県連幹事長も、その反骨精神にはびっくり仰天した。その田中は間違って総理になり、ロッキード事件で逮捕された。小野の人を見る目、そのけい眼は 恐るべきものが備わっていたと言うことになる。
反骨の男だけが持つ鋭いまなざしであった。

この日、田中角栄がK氏に贈った色紙には
「末ついに 海となるべき山水も  しばし木の葉の くぐるなり」 
越山 田中角栄 と書かれてあった。

■和歌山県名誉県民一覧表。昭和42年10月14日公布
昭和42年10月14日受賞・第一回・小野真次 
昭和50年10月14日受賞・第二回・大橋正雄 
昭和53年12月28日受賞・第三回・松下幸之助
平成09年09月17日受賞・第四回・仮谷志良



Posted by ◎あがらの和歌山 at 20:15│Comments(0)
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